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はじめに

Shu先生は、Executive Luxury Partyに監修弁護士としてご参加いただきパーティに関してご意見をいただいているのはもちろん、法務・運営面についても弁護士としてサポートいただいています。

弁護士は、最近では「99.9 –刑事専門弁護士」、「グッドパートナー 無敵の弁護士」や、少し前には「リーガル・ハイ」等、非常に多くのドラマで扱われています(wikipediaによれば、弁護士ドラマは100以上あるようです。)。しかし、実際には弁護士と会ったことすらない方がほとんではないでしょうか。

このインタビュー記事を読んでいただければ、あまり知られていない弁護士の実態を知ることができます。Shu先生には、色々とインタビューに答えていただき、ありがとうございました。

まず、弁護士の仕事について教えて下さい

弁護士と会ったことすらないという方がほとんどだと思います。まず、最初に言っておきたいことは、多くの有名な弁護士ドラマの弁護士像と実際の弁護士像は違うということです。弁護士をやっていると、とても面白い経験をすることもありますが、多くの仕事は地道にコツコツとやっています。あんなに面白い事件やどんでん返しばかりだったら、ドキドキしてしまい仕事になりません(笑)。

弁護士の仕事は、大きく分けて民事事件と刑事事件に分かれます。刑事事件は細かく分類されませんが、民事事件は多岐にわたり、上場企業や大企業をクライアントとする企業法務から離婚・借金等の問題まで様々です。私は、ジェネラリスト志向ですので、色々な案件をやりますが、主に企業法務、相続・事業承継案件、不動産問題を手掛けています。

具体的には、法律相談を受けて、依頼者とやり取りし又は資料を受領し、それを書面にまとめて、裁判所に行く又は交渉相手方と会うというのが大雑把な仕事の流れです。

皆さんが思っておられる弁護士のイメージとの一番の違いは、仕事時間において法律相談や裁判等の弁護士ドラマに出てくる内容はごく一部であり、圧倒的に時間を要するのが資料の読み込み・確認と書面作成だということです。

弁護士=裁判と思われるかもしれませんが、実は裁判自体は10分程度、長くても1時間程度です(裁判員裁判を除く。)。裁判官は、全国に約2,950人しかおらず、裁判所の事件数は約247万事件(民事・行政事件約145万件、刑事事件約102万件)もあるので(裁判官1人当たり約837件)、裁判にそんなに時間をかけるわけには行かないのが現実です。弁護士の仕事は、いかに裁判時間を短くし、短い時間で裁判官に自分の主張を十分に分かって貰うための下ごしらえをすることがポイントです。

Shu先生はなぜ弁護士になることを志望されたのでしょうか。

大学に入学した時から弁護士になりたいという想いを持っていました。入学時には明確に弁護士になるビジョンがあるのではなく、漠然としたイメージでしたが。

もともと色々なことに対して深く考えるのが好きで哲学にも興味がありました。日本の教育では明確な正解を正確に導くことが求められており、あまり哲学は重視されていないように思います。しかし、世界的なエリート教育では、幼少時から哲学的思考を学ぶことになります。幼稚園児が、「自由とは何か」、「平和とはどのような状態か」を考えるのです。正解のない問題に対して、自分の頭で考えて、それを論理的に伝えることがエリート教育なのです。

日本では、哲学はメジャーではありませんが、似たような思考法をするのが法学だと思います。弁護士は、法律や裁判例を暗記していると思われる方も多いですが、実は法律の世界は答えのない問題だらけなのです。例えば、憲法14条の解釈では、真剣に「平等とは何か」が議論されており、明確な答えがあるわけではありません。

哲学や法学のように答えのない問題を考えることが好きであり、法学部に進学したことから弁護士を志すようになったというのが本当のところです。

ありがとうございます。多くの弁護士さんも同じような理由で弁護士になられることが多いのでしょうか。

そんなことはないと思いますよ(笑)。周囲の弁護士となぜ弁護士になったかを話す機会がありますが、よく聞くのは、幼少期に家族が弁護士に助けられたことがきっかけ、困っている人を助けたい、法律の専門家として企業の案件を取り扱いたい等の理由ですね。

弁護士は、そもそも弁護士数が少ないですし、法学部を出ても司法試験に合格するまでが長い道のりですから、親が弁護士なので弁護士を継ぐという理由はかなり少ないと思います。

弁護士の仕事の魅力はどういうところにあるのでしょうか

やっぱり困った人を助けられることが一番の魅力です。弁護士に相談される方は、様々なお悩みをお持ちですが、共通するのは色んな手を尽くしても自分では解決できないような人生の重大事に関しての悩みを抱えておられることです。弁護士事務所にいらっしゃる時は、辛そうな表情のご相談者が、法律相談後又は事件終了後にほっとした顔で帰られるのを見るとやりがいを感じます。ご相談者の中には、法律相談で安心して緊張が解けて、泣きそうになりながら感謝される方もいらっしゃいます。そのような時は安心いただけたことが本当に嬉しくなりますね。

また、働き方という意味では、自分の自由に働けるということも魅力です。予定が入っていない限りは、比較的自由な時間が多いため自分の生活リズムに合わせて働くことができます。例えば、銀座でランチを2時間ぐらいゆっくり食べることができる日もありますし、早めに仕事を切り上げて遊びに出掛けることもあります。もちろん、遊んだ分は、深夜や休日に仕事をして埋め合わせることにはなりますが(笑)。

休日はどのように過ごされていますか?

休日のどちらかは弁護士事務所に出て仕事をしていることが多いですね。最初に話したとおり、弁護士の仕事で一番時間を要するのは、膨大な資料の読み込みと書面作成です。平日は、どうしても法律相談や電話対応で集中できないため、こういった作業は休日に集中して黙々とこなす方が作業効率の観点から良いのです。

仕事をしていない日は、美味しいものを食べに行ったり、映画を見たりすることが多いですね。家で読書をしながらゆっくり過ごすこともあります。弁護士は、紹介によって仕事を獲得することが多いので、職業柄、経営者の方とのお付き合いやホームパーティに顔を出すこともあります。

街コンやパーティで弁護士さんと会えることもありますか?

正直に言うと、弁護士は、職業柄、仕事に繋がりそうなホームパーティ等にも顔を出す必要があり、そちらを優先してしまいます。街コンやパーティは、仕事に繋がりませんので完全な息抜きですね。

また、弁護士は紹介で人と会うことに慣れているので、ホームページで募集される街コンやパーティではなく、紹介での合コンやホームパーティに参加することが多いです。たぶん、街コンやパーティで弁護士と会うことが少ないのは、とくに弁護士に伝手がない主催者だと弁護士に声をかけることができないからだと思います。

他方で、弁護士同士で誘い合ってイベントに参加することは多いので、弁護士が声をかければ多くの弁護士が街コンやパーティには参加してくれます。Executive Luxury Partyは、私自身や知人の弁護士の伝手を使って、弁護士が多く参加するパーティにしたいですね。

Executive Luxury Partyの監修について教えて下さい

Executive Luxury Partyには、先ほど述べた通り、私自身や知人弁護士の人脈を使って集客を行ったり、また、弁護士の座談会・インタビュー等に協力しています。その他、法律面で顧問弁護士のように法律知識を用いての助言等を行う予定です。パーティに関することに限らず、参加者の方が抱えておられる悩みについてご相談いただいても構いませんので、是非お会いした時はお声がけ下さいね。